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ゼンソク人間学 with Sankei Shinbun
No.01

ぜんそく増加…
季節の変わり目 注意

季節の変わり目はぜんそくが増加する。ともにぜんそく持ちというお2人が「ゼンソク人間学」の対談をスタート、治療の大切さ、ぜんそくとどう付き合うかの極意を語ってもらった。

治療継続でつらい症状から解放を

体強くするため
発症の3歳から水泳を

――世界選手権や五輪に出るようなアスリートにもぜんそくの人がいると聞きました

寺川:実は私も3歳のときにぜんそくの症状が出て、体を強くするために水泳を始めました。同じような理由で水泳を始めた人も多く、選手仲間にもぜんそくの人がかなりいて驚きました。

寺川 綾

二宮:これまでいろいろなスポーツを取材してきましたが、ぜんそくの人は水泳だけでなく、他の競技にもたくさんいます。プレーヤーではありませんが、私も3歳からぜんそく持ち。ほとんどの人は「ゼーゼー」ですが、私は「ヒーヒー」という感じで苦しかったことを覚えています。

人前で話す時は
症状出ないよう用心

――ぜんそくを持ちながら、競技や仕事上でのご苦労は?

寺川:水泳をやったおかげで体力がついて症状は和らいだのですが、完全に治まったわけではない。選手になって大会の合宿に呼ばれるときは日数分の薬を忘れていないか、チェックしたものです。ぜんそくの発作の回数が増えると、トレーニングにも影響しますから。

二宮:ぜんそくは急激な気温の変化があると症状が出やすいので、天気予報に人一倍気をつけます。今年は残暑の時期が短く、急に涼しくなったので、久しぶりに症状が出ました。

――ロンドン五輪のときは大丈夫でしたか

寺川:メディカルチームの先生とも相談しながら症状が出ないように万全の準備をしました。使うかもしれない治療薬もドーピングの基準をクリアしているものを事前登録して本番に臨みました。

二宮:人前でお話しする時など、症状が出ないように用心して薬を服用します。長時間、飛行機に乗るときも冷房が効きすぎると症状が出やすいので、薬の携帯を忘れないようにしています。

「ぜんそくだから…」
マイナス思考持たないで

――ぜんそくで苦しむ人にメッセージは

二宮:ぜんそくを引け目に思わず、症状がある人は学校や職場でそれをきちんと伝え、理解してもらうことが大切です。発作が起きない環境づくりも求められます。私は、ぜんそくとたたかうというより、ぜんそくと折り合いをつけて生活するという考え方です。完治は難しくてもコントロールはできる。一病息災という言葉もあるくらいで、あまりネガティブにならない方がいいかもしれません。

寺川:ぜんそくだから何かできないというマイナス思考にはならないでほしい。今はお薬で症状をコントロールできる時代。ぜんそくでもできるということを知ってほしいですね。ただし、1回の治療では完全に二宮 清純治らないので継続することが重要です。私はシリーズで全国の専門医と対談しますので、治療のヒントをみなさんにお知らせできたらと思っています。

プロフィール
  • にのみや せいじゅん

    二宮 清純(にのみや せいじゅん) スポーツの面白さ広く伝える

    愛媛県出身。フリーランスのスポーツジャーナリストとして国内外で幅広い取材活動を展開。現在、株式会社スポーツコミュニケーションズ代表取締役。著書に「スポーツ名勝負物語」「勝者の思考法」「プロ野球 名人たちの証言」ほか多数。

  • 寺川 綾

    寺川 綾(てらかわ あや) ロンドン五輪で2つのメダル

    大阪府出身。高校2年の時に出場した2001年福岡世界水泳で注目を浴び、04年アテネ五輪200メートル背泳ぎで8位入賞。07年、ミズノに入社。12年ロンドン五輪では100メートル背泳ぎと4×100メートルメドレーリレーでそれぞれ銅メダルを獲得。1児の母でもある。

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